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東京院 佐本院長のブログ
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2008年インビザラインサミット&Dr. Ray McLendon(レイ・マクレンドン)のクリニック 訪問紀

【インビザラインサミット2008】

2008年11月にラスベガスで開催されたインビザラインサミットに参加した時の模様とテキサス州ヒューストンにあるインビザライン累積症例数世界トップのインビザラインドクターDr.マクレンドンのクリニック(CLEARCHOICE)を見学させて頂いた時の模様をご報告致します。今年も世界中から大勢の矯正専門医、一般歯科医、スタッフが参加し、熱気に満ちあふれたサミットとなりました。日本から参加のドクターは私と前年度も御一緒した所沢の松岡先生、そして関西からも数名の先生が参加されました。今回のサミットは米国で始まっている新型アライナー、インビザラインティーンがトピックになっていました。またインビザライン症例が1000症例を超えるトップクラスの先生の講演が数多くあり、アタッチメントデザイン、アライナーによるルートコントロールテクニック、治療後の長期経過観察、TADとの併用治療など矯正専門医にとってたいへん興味深いテーマと充実した内容になっていました。またインビザラインサミット終了後はテキサス州ヒューストンにある症例数世界トップのインビザラインドクターDr.マクレンドンのクリニックを見学し、米国でのインビザライン治療最前線の現場を見てきました。この訪問紀を通じて世界におけるインビザライン治療の「今」を伝えていきたいと思います。 

第一日目

今回サミットの会場であり参加ドクターが宿泊するVENETIANホテル。

当然のように豪華絢爛なカジノが常設してあります。

ホテル内のレジストレーションの会場。

 

ここでIDの確認と参加登録を済ませます。

簡単な朝食、コーヒーが無料で用意されていました。

早速ニュージャージ州のDr.Carlyn Phucas(キャロライン・フューカス)のBest Practices Workshopに参加しました。

 

Dr.フューカスは2000年からインビザラインによる矯正治療をはじめ現在では900症例以上の患者さんのインビザラインで治療をされています。

「Dr.フューカスのHP」 http://www.smilesbyphucas.com/

講演のテーマは「ClinCheck Development Principles to Improve Outcomes」。歯牙移動の予測実現性を向上するうえでのクリンチェックで考慮すべき原則について講演されました。

講演でDr. フューカスは「歯牙移動の予測実現性を向上するための要素」として以下の5項目を示していました。

 

1.適切な診断と治療計画
2.インビザラインでは予測実現性が低い阻害因子の除去
3.クリンチェックとアラインプロトコールの有効活用する能力
4.治療中のモニタリング
5.難易度の高いインビザライン症例の経験値

 

上記の1の診査診断と治療計画は矯正治療の専門的知識、経験があればクリアーできる項目であるが、1を除いた残りの4項目はインビザライン治療に特化したドクターの知識やテクニック、経験が必要であり、矯正専門医であっても従来のワイヤーによる矯正治療の知識とテクニックだけではインビザラインを最大限に使いこなすことができないことを明確に示しています。一見3Dシミュレーションソフト(クリンチェック)によるオートマティックな治療に見えるインビザライン治療ですが、実は治療結果を左右するのはドクターの技量であり、決してインビザラインの性能ではないということです。難症例になればなるほどドクターの技量が問われるのはワイヤーを用いた従来型の矯正治療でもインビザラインによる矯正治療においても同じことです。Dr.フューカスは特にクリンチェック時におけるステージング、アタッチメントをデザインするうえでの注意点について講演されていました。

レジストレーションの会場にあったインビザラインの広告。

 

テレビのCM、インターネットTwitter、YouTube、My Space。海外ではあらゆる媒体を使って宣伝されています。

そういえば映画(アグリベティー)にも出てきました。インビザラインの認知度は海外と日本では大きく異なります。

興味のある方は上記のサイトで検索してみてください。

すでに海外で始まっているインビザラインティーン。

奥歯のあたりについたコンプライアンスインジケーターで装着時間を確認ができます。

はやく日本にも入ってきてほしいものです。

まだ人がいない大きなレセプション会場。

この会場で午後のGeneral Sessionが行われました。

 

ウェルカムレセプション会場にてDr.Randy Womack(ランディー・ウーマック)と所沢市開業のDr.松岡と記念写真を撮りました。

 

Dr.ウーマックはアリゾナの歯学部(ASDOH)の臨床教授であり、インビザラインのベストプロトコール(BBP)を作製しているInvisalign Clinical Advisory Board (CAB)のメンバーです。1999年からインビザラインによる矯正治療をはじめ現在850症例以上の患者さんをインビザラインで治療をされています。第2日目に講演されました。

「ランディー・ウーマックのHP」 http://www.atsu.edu/asdoh/

第二日目

2日目のトップはDr.Willy Dayan(ウィリー・ダイアン)の「Root Control with Invisalign」に参加しました。

 

Dr.ダイアンはトロントで開業しているインビザラインドクターです。1998年からインビザラインによる矯正治療をはじめ現在400症例以上の患者さんをインビザラインで治療をされています。

抜歯、非抜歯ケースにおけるルートコントロールテクニックについて講演されました。

ベベルをつけたアタッチメントデザイン、バーチャルゲーブルベンド、ポンティックのデザインなどアライナーによる様々なルートコントロールテクニックについて発表していました。たいへん興味深い内容でした。

「ウィリー・ダイアンのHP」 http://www.dayanorthodontics.com/

次に参加したのが初日のレセプションのパーティで記念写真を撮ったDr.ウーマックの「Looking at Results 2-6 Years After Treatment」。

 

インビザライン治療後の2年から8年後の経過を追って治療後の安定性を検証しています。

アライナーによる上顎臼歯の遠心移動によって臼歯の交合(クラス1)を確立した症例と2級エラスティックを使用して臼歯の交合(クラス1)を確立したケースの治療後の安定性の比較検討など興味深い視点で発表されています。

次に参加したのがDr.Dave Paquette(デイブ・パケット)の「TADs and Aligner」です。

 

Dr. パケットは前回のイタリアのサミットでも講演を聴きました。今回はインプラントアンカーとインビザラインを併用した治療について講演されました。お約束のアロハシャツにスキンヘッズのいでたちです。米国で大きく成功している先生の一人です。
「Dr.パケットのホームページ」
http://www.paquetteortho.com/AboutUs/About.htm

Dr.Robert Boyd(ロバート・ボイド)の講演に向かう途中でDr. Vicki Vlaskalic(ビッキー)と会いました。

 

Dr.ビッキーは日本によくインビザラインの講演に来ており、美人で優秀な先生として有名です。

Dr. ボイドの「Increasing Patient Acceptance :sharing the Health Benefits」。

 

Dr. ボイドは米国パシフィック大学矯正科の教授でインビザライン開発当初から関わっている大御所の先生です。

インビザラインは「見えない、快適である」という優位性にフォーカスされがちですが口の中の健康においても他の矯正装置よりも遥かに優れていることについて論文などを紹介しながら科学的根拠を背景に発表されていました(以下参照)。

他の矯正装置と較べて歯周病の発病のリスクを軽減できること。

1回の歯の移動量が限られているので他の矯正装置より痛みが少ないこと。

ブラケットやワイヤーを用いないので唇や舌を傷つけるリスクが少ないこと。

歯ぎしり、食いしばりに対して効果的であること。

矯正中の歯の摩耗を防げること。

歯周病のメインテナンスが容易であること。

歯根吸収が少ないこと。

軽度のオープンバイトの患者さんに安定的であること。

虫歯のリスクが高い患者に有効なこと。

脱石灰化が少ないこと。

 

歯周病は重症になると全身の健康に影響すると言われています。近年、低体重症、肺炎、心内膜炎、ストレスなど全身疾患も実は口の中の歯周病菌が原因ではないかと考えられています。Dr. ボイドは患者の全身の健康を守るから観点からも矯正装置の第一選択として歯周病リスクの低いインビザラインが選択されるべきであると強調されていました。

最後のセッションClosing General Sessionは一番大きな会場で行われました。

 

インビザライン1000症例を越えている著名な先生方の講演および表彰式。

そして2008年インビザラインの学術的な功績に貢献した「Everyday Hero」としてアリゾナのDr. Gary Brigham(ゲイリー・グラハム)が表彰されました。ヒーローとはなんともアメリカらしい演出です。

「ゲイリー・グラハムのHP」 http://www.sierraorthoservices.com/

今年は学会終了後のディナーショーに参加することを辞め、学会会場を後にしてMGMグランドで行われるボクシングの世界タイトルマッチ、リッキー・ハットン(英国)対ポール・マリナッジ(米国)戦を観戦しに行きました。

全然知らなかったのですがリッキー・ハットンはイギリスの国民的英雄の最強の王者で会場内はイギリスからの応援団で埋め尽くされる程でした。試合はチャンピオンのリッキー・ハットンの11回TKO勝ちで試合が終わりました。

試合終了後のリング上にはイギリスのロックバンド、オアシスのノエルとリアムがいてビックリしました!

後から知ったのですがリングサイドにはサッカーのデビットベッカム!も応援にきていたようです。気がつかなかったのが残念です。

今回のインビザラインサミットで最新の治療テクニックを知ることができました。明日からの治療のすぐにフィードバックしていきたいと思います。しかし、見逃してしまった講演や参加したけど英語力不足で理解できなかった講演も多々あり反省点も残ります。これからも積極的にインビザラインサミットには参加し、少しでも自分の臨床技術の向上に努めていきたいと思う所存であります。

【Dr.マクレンドンのクリニック(CLEARCHOICE) 訪問紀】

学会終了の翌日、Dr.マクレンドンのオフィス(CLEARCHOICE)を見学する目的で所沢の松岡先生とヒューストンに向かいました。

 

松岡先生は以前にDr.マクレンドンのオフィス訪問されており、今回の訪問も松岡先生の企画により実現することができました。

Dr.マクレンドンは米国のテレビ、雑誌にも出ているほど有名な先生で米国内に6つの矯正専門医院を持っておられます。

 

今回見せてもらったのはその中の2つのクリニックです。日本の感覚では考えられないスケールの規模で医院を経営されていました。

訪問した最初のCLEARCHOICE。経営に苦しくなった矯正医から買い取ったというオフィスだそうです。買い取ってから患者さんの新患が4倍に増えたといいます。矯正医としてだけでなく経営者としても優れた能力を持っている先生です。

1つ目のクリニックを後にして向かった2つ目のCLEARCHOICEは6つの医院の中でも中心的な機能を果たしている巨大なクリニックです。写真の看板の背後にある横長の建物すべてがクリニックです。遠くからでもカメラに全体がおさまりませんでした。

広い待合室、いくつあるか分からない診療室とユニットとコンサルルーム。

さらに技巧室、セミナールーム、レントゲン室、ゲームコーナー、スタッフルームなどなど。説明するのがたいへんなほど数多くの部屋がありました。

日本では考えられない待合室の横にあるゲームセンター。

ハリウッドのスタジオをイメージしたという天井にぶら下がった照明設備。

 

患者さんが歯並びが奇麗になりハリウッドスターのように羽ばたいていくというコンセプトでデザインされた内装だそうです。

最後にDr.マクレンドンと記念写真を撮らせて頂きました。

 

たいへんユーモアのある心のやさしい先生でした。

貴重な時間を割き私たちにクリニックの中をていねいに案内してくれたことを心より感謝致します。

理事長・東京院 佐本 博

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