東京 青山・大阪 なんばのインビザライン(マウスピース型カスタムメイド矯正装置)マウスピース矯正専門歯科 青山アール矯正歯科
Facebook Instagram
東京

TEL.03-3746-4180

大阪

TEL.06-6561-4181

東京院 佐本院長のブログ

BLOG-TOKYO

2010.10.14

日々のこと

7、8年前頃の大学病院に勤務していた時代に症読会で読んだ論文がどうしても今になって気になり、御茶の水にある母校の日大の図書館に10年以上ぶりにいきました。

インターネットで論文検索できる時代ですが、手がかりがJournal of Dental Research
(JDR)という雑誌だったという記憶だけで、特に論文のキーワードや著者がわからず、読んだ時の図や表などの記憶をたよりに、図書館に実際に行って見つけ出すしかありませんでした。

本を借りられるのか心配でしたが、事務の方がとても丁寧に対応して頂き、意外に簡単な手続きで図書カードを作ることができました。

学生時代の思い出がつまっている図書館。昔とほとんど変わってなくてなんか嬉しかったです。


日本大学歯学部の図書館は結構充実してます。

世界中のあらゆる科学雑誌、論文が年代ごとにファイリングされています。

まさに人類の知の宝庫がここにあります!なんか映画インディージョーンズのようです。

ますます母校が好きになりました。


そしてJDRのコーナーを見つけました!しかし読んだ論文の出版の年を覚えてないのでとりあえず12~13年前の頃までさかのぼり、そのあたりの年代のファイルからペラペラとめくりながら探す気の遠くなる作業をはじめました。

貸し出し中の年代もポツポツあり、見つけ出すことに不安がよぎり始めた40分くらいたった頃、

なんか見覚えのあるFig(図)を発見!  確かにそれは探していた論文でした!!!

嬉しくて思わず子供のように「あったー!」と声が出てしまった。アホですね。。m(_ _ )m


これが探していた論文です。豚を使った咬合高径(Occlusal vertical dimension)の研究です。

日本の阪大のグループの論文だったことに今になって知りました。



論文の内容を簡単にいうと咬合高径とよばれる上顎と下顎の上下的な距離は大臼歯が抵出したり、圧下したりすることにより自然に一定に保たれるような性質があるということです。

豚の前歯部にプレートを入れて一時的に大臼歯部を抵出させて、咬合高径を増加させても時間が経てばまた圧下されてもとに戻るし、反対に圧下してもしばらくすると抵出して最終的にはもとの咬合高径に戻る性質があるということを示唆してます。

人間の咬合高径も基本的には1~1.5mmの安静空隙をキープするため歯が垂直方向に移動しながら常に一定に保とうとする性質がある可能性の科学的根拠となります。


Journal of Dental Researchは歯科の科学雑誌の中でも最もインパクトファクター(影響度の指標)が高く,
過去5年のインパクト・ファクターは4.195で、掲載論文の実験データーに信頼性が高いです。

昔たまたま読んだ論文のエビデンス(科学的根拠)がマウスピースを主体とした僕の矯正治療テクニックに今になって大きく影響しているのがなんかとても不思議なご縁を感じる。。。
 
 
1

理事長・東京院 佐本 博

院長紹介
プライバシーポリシー

Copyright 2016 青山アール矯正歯科 All Rights Reserved.

トップヘ戻る