東京 青山・難波 なんばのインビザライン(マウスピース型カスタムメイド矯正装置)マウスピース矯正専門歯科 青山アール矯正歯科

東京院 佐本院長のブログ

BLOG-TOKYO

2025.08.27

日々のこと
よくある質問です。
 
Q: ワイヤー矯正とマウスピース矯正では、歯の動き方にどのような違いがありますか?
 
A:インビザラインでの治療においては、シミュレーションを元に歯の動きを細かく設定するため、無駄なく最短距離で理想の位置まで歯を動かすことができます。 また、比較的強い力で歯を動かしていくワイヤー治療に対して、最小限の力で歯を本来あるべきポジションに誘導していくインビザライン治療は歯への負担も少ない治療法です。 歯への負担が大きいことで生じる歯根吸収などのリスクが少ないことは大きなメリットの一つですが、インビザラインは奥歯を後ろに動かすのが得意なため、健康な小臼歯を抜かなくても綺麗な歯並びと機能的な咬み合わせが得られることがもう一つの最大のメリットと言えます。
 
Q: インビザライン治療はどこでやっても結果は同じですか? 違うのであれば理由も教えてください。 
 
A: 違います。 インビザライン治療は、どこの医院で受けても同じ結果になるわけではありません。
よくある誤解として「歯の型取り(スキャン)をしてAIが自動でマウスピースを作製するから、最終的な結果は同じ」と思われがちです。しかし実際には、治療計画を立てる歯科医師の診断力と経験が結果を大きく左右します。 治療計画では、例えば 小臼歯を抜歯するかどうか、抜くなら何本か 親知らずは抜く必要があるか 横顔やスマイルラインをどこに設定するか といったことを、精密検査(CTや口腔内スキャン、顔のデータ)をもとに決定します。
この「設計図」にあたる診断が誤っていると、その後のシミュレーション(クリンチェック)も意味を成しません。 さらに、クリンチェックで決めた歯の動き(ステージング=歯を動かす順序・段階、アタッチメント=歯につける小さな突起状の補助装置)を設計するのも担当医の役割です。ここでの判断によって最終的な歯列や咬み合わせの完成度が変わります。 また、歯はシミュレーション通りに必ず動くわけではありません。定期的に噛み合わせをチェックし、ゴムの使用やマウスピースの交換日数調整、必要に応じて補助矯正を加えるなど、臨機応変な対応ができるかどうかも重要です。
さらに、診断、クリンチェック、モニタリングの全ての工程を完璧に行なっても、最終段階で我々が予想しない咬合関係になることがあります。そこからのリカバリーがインビザライン治療の経験と実績が大きく関与する術者の腕の見せ所でもあります。
 
つまり、インビザライン治療は「AIが自動でやってくれる治療」ではなく、歯科医師の技術・知識・経験が大きく結果に反映される治療法です。 当院では、インビザラインを2006年にスタートし、日本国内でいち早く2,000症例を超える実績を持ち、2012年には日本人として初めて「Invisalign Peer Review Award」最優秀賞を受賞。その後も複数回にわたり受賞し、治療技術を高く評価されています。 インビザラインをご検討の際は、ぜひ確かな治療実績を持つ医院でご相談されることをおすすめします。
 
Q: マウスピース矯正は適応できる症例が限られると聞きましたが?
 
A: 確かに、マウスピース矯正が登場した当初は「軽度の歯並び改善しかできない」「成長期の子供の矯正には向いていない」「骨格的に問題がある症例や抜歯症例は難しい」などと言われていました。 しかし現在では、技術や素材、システムの進歩により、抜歯を伴うケースや噛み合わせの大きなズレを伴う症例でも対応できるようになっています。 ただし大切なのは「どんな症例にマウスピース矯正を適応するか」を担当医が正しく診断できるかどうかです。 歯や骨格の状態を精密に検査し、マウスピースだけで治せるのか、ワイヤー矯正や補助的な装置と併用した方が良いのかを判断する必要があります。 つまり、マウスピース矯正の適応範囲は広がっていますが、すべてのケースに万能ではないというのが正確な答えです。 経験豊富な矯正歯科医による正しい診断が、理想的な結果につながります。
 
 
Q: 通院時に診察料はかかりますか?
 
A: かかりません。 矯正の精密検査料、矯正基本料金、リテーナーの再製作費用以外に追加費用はございません。たとえ治療が予想より長引いてしまうことがあっても費用が増加することはございませんのでご安心ください。 但し、治療開始から5年以上経過した場合は費用をご負担して頂きます。
 
 
Q: インビザライン治療には、保険が利きますか?
 
A: インビザライン治療は自費診療となりますので健康保険は適用されません。ただし、インビザラインの治療費は医療費控除の対象になり、確定申告をしていただくことで患者様の実質的なご負担が軽減しますのでぜひご活用下さい。
 
 
Q: 矯正治療後、また歯並びが悪くなってしまうことがあると聞きましたが?
 
A:どのような矯正装置を使って治療を行ったとしても、歯が元の位置に戻ろうとする“後戻り”は起こりえます。 そのため歯並びを整えた後は、並びを維持するためのリテーナー(保定用マウスピース)を装着し、保定期間というものに入っていきます。 当院では、治療完了後もしばらくは定期的に通院していただき、生涯きれいな歯並びを維持することをコンセプトにしておりますのでご安心下さい。 保定期間に入った段階から徐々にマウスピースの装着時間を短くしていき、最終的には就寝時のみの使用に移行していきます。 歯と顎の骨がある程度安定した後も、週に3日程度は就寝時にマウスピースを装着することをお勧めしております。
 
Q: できるだけ歯を抜かないで治療がしたいのですが?
 
A: 当院では、治療計画を立てる上でまず、歯を抜かずに治療が可能かを考慮していきます。 インビザライン治療においては、ワイヤー治療に比べ抜歯をしなくても治療可能な症例が多くなります。 しかし中には、抜歯を行った方がより良い治療結果を得られる症例もあります。 当院では患者様のご希望をお伺いしながら、患者様にとって最善の治療計画をご提供させていただきます。
 
 
Q:他院にて、抜歯が必要になるのでインビザライン治療はできないと言われてしまいました。
 
A: まずは本当に抜歯が必要かどうか当院でも精査させていただきます。どうしても小臼歯抜歯が必要になる場合もございます。インビザライン治療による抜歯治療は非常に難易度が高く、相応の技術と経験が必要になります。 当院においては、抜歯治療におきましても多数の症例実績があります。ご安心の上、ぜひ一度ご相談にいらしてください。
 
Q:インビザラインで矯正中はホワイトニングはできますか?
 
A:はい。可能です。当院では院内で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングの2種類をご用意しております。ホームホワイトニングはインビザラインで使用しているマウスピースを使用しながらできるホワイトニングジェルをご用意しております。お気軽にご相談ください。
 
 
Q: ブリッジや差し歯があっても、インビザライン治療はできますか?
 
A: ブリッジや差し歯などの人工歯がある方もインビザラインで矯正治療をすることができます。 差し歯は取り替えたりせず、そのままの状態で移動させることも可能です。
 
Q: 歯を削るのと、歯を抜くのではどちらが良いですか?
 
A: 小臼歯を2本抜歯すると、理論上は合計で約14mmのスペースが確保できます。 しかし実際には、すべてを前歯の後退に使えるわけではなく、その半分程度(約7mm)が利用できるにとどまります。残りは奥歯の位置を安定させたり、噛み合わせを整えるために必要だからです。 つまり「抜歯すれば必ず14mm分口元が下がる」というわけではありません。 一方で、歯列を横に広げたり、奥歯を少し後方へ移動させたり、歯の表面をほんの少しだけ削って隙間を作る方法(IPR: ストリッピング)を組み合わせることで、十分なスペースを得られることも多くあります。 そのため、可能であれば歯を抜くよりも、削る方法を優先的に検討することをおすすめします。 「口元を引っ込めたいから歯を抜きたい」と抜歯することを前提にご来院する方が時々いらっしゃいますが、それは正しくはありません。横顔の不調和の原因を精査し、適切な治療計画を検討すれば歯を抜かなくても口ゴボや出っ歯を治すことは可能な場合がございます。 ただし、歯や骨格の状態によっては抜歯が必要なケースもありますので、必ず精密検査のうえで診断することが大切です。
 

Q:インビザラインは1日に何時間装着するのですか?

  1. 基本的に1日20~22時間以上装着していただく必要があります。

食事と歯磨きの時間以外は、常に装着していただきます。

20~22時間以上とききますと大変に思われるかもしれんませんが、常にマウスピースを付けていますので、すぐに慣れてきますし習慣化されますのでご安心ください。

 

Q:マウスピース矯正も痛みはありますか?

どんな治療法においても、歯を動かす際には炎症が起きるため痛みをともなうと言われています。

しかし、インビザラインは一つのマウスピースでの移動量が0.25mm以下に設定されており、歯に対して過度な力が加わらないようになっているため自然な適応の中で最小限の痛みで歯を動かすことができます。

またワイヤー治療は装置に凹凸があり厚みもあるため、ほっぺたや舌を傷付けてしまい口内炎による痛みをともなうことがありますが、インビザラインはマウスピースですので凹凸もなく厚み自体も薄いため、違和感も少ない装置です。

 

Q:できるだけ歯を抜かないで治療がしたいのですが?

当院では、治療計画を立てる上でまず、歯を抜かずに治療が可能かを考慮していきます。

インビザライン治療においては、ワイヤー治療に比べ抜歯をしなくても治療可能な症例が多くなります。

しかし中には、抜歯を行った方がより良い治療結果を得られる症例もあります。

当院では患者様のご希望をお伺いしながら、患者様にとって最善の治療計画をご提供させていただきます。

 

Q:治療費用が高額というイメージがあるのですが。

様々な最新技術が応用されているインビザラインは、一般的には高額な矯正治療だといえます。

しかし、他の装置と比較し後戻りに対応しやすく、治療後にきれいな歯並びを生涯維持するというコンセプトで保定期間を行うことができるインビザラインでの治療は大きなメリットがあります。

 

Q:虫歯や歯周病などがあっても、インビザライン治療はできますか?

大きい虫歯に関しては、インビザライン治療を開始する前に治していただく場合が多いです。

小さい虫歯に関しては、インビザライン治療を開始後にマウスピースに合わせて治療することも可能です。

歯周病に関しては、インビザライン治療と併行し治療を行っていただきます。歯周病のコントロールは矯正治療の結果にも影響しますので、しっかりと治療を行っていただく必要があります。

虫歯や歯周病の治療に関しては、当院から医院を紹介することも可能です。お気軽にお声がけ下さい。

 

Q.子供でもインビザライン治療は可能でしょうか?

10代のお子様もインビザラインでの矯正治療は可能です。

永久歯がすべて生えそろっていない状態でも治療可能な場合もございますので、お気軽にご相談下さい。

 

Q:マウスピースを着けたままで飲食はできますか?

基本的に食事をする際はマウスピースを外していただきます。飲物に関しましては、マウスピースを付けたままで飲んでいただいても問題ありません。ただし、糖分が多く含まれている飲物、酸性分が強い飲物などは虫歯や歯を溶かしてしまう場合がありますので控えていただいております。

 

Q:インビザラインの洗浄方法を教えてください。

基本的にはマウスピースを外した状態で歯ブラシを使用し汚れを落としていただきます。歯磨き粉などはマウスピースに細かい傷が付き、汚れがたまりやすくなる場合がありますので、流水下で磨くことをオススメしております。

また当院では、インビザライン専用の洗浄剤などの販売もございますのでお気軽にお声がけ下さい。

 

 

 

 

 
 
その他の質問を項目別にQ&Aをまとめてます。

 💰 費用・期間に関する悩み

Q1. 矯正は高額ですが、分割払いや医療費控除は使えますか?
A. はい、分割払いやデンタルローンに対応しています。また、矯正治療の一部は医療費控除の対象になる場合があります。詳しくは初診相談でご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。

Q2. どのくらいの期間で歯並びが良くなりますか?
A. 歯並びの状態によりますが、平均で1年半〜2年ほどが目安です。軽度のケースなら半年〜1年程度で大きな変化を実感できる方もいます。

Q3. 治療が長引いたり、追加費用がかかることはありますか?
A. 基本的に治療開始時にお伝えした金額以外の追加費用はかかりません。ただし、治療開始から5年以上経過した場合や、治療途中で予想外のトラブルがあった場合は、必ずご説明と同意の上で対応しています。

 

 🦷 治療内容・痛みに関する悩み

Q4. 矯正って痛いって聞くけど本当ですか?
A. 調整直後は2〜3日ほど違和感や軽い痛みが出ることがありますが、多くの方が慣れてきます。日常生活に支障が出るほどの強い痛みはほとんどありません。

Q5. 抜歯をしないと矯正できないのでしょうか?
A. すべてのケースで抜歯が必要なわけではありません。最近ではマウスピース矯正や拡大装置を使うことで、できるだけ歯を抜かずに治療できるケースも増えています。

Q6. マウスピース矯正とワイヤー矯正、どっちがいいの?
A. それぞれにメリットがあります。マウスピース矯正は目立ちにくく取り外し可能、ワイヤー矯正は幅広い症例に対応できます。当院では患者様のご希望と歯並びの状態に合わせて最適な方法をご提案しています。

 

 😁 見た目・生活への影響に関する悩み

Q7. 矯正中は見た目が気になります。目立たない方法はありますか?
A. 透明なマウスピース矯正なら、周囲にほとんど気づかれません。ワイヤー矯正でも目立ちにくい白い装置をご用意しています。

Q8. 食事や発音に支障はありますか?
A. マウスピース矯正は食事のとき外せるので普段通りに食べられます。発音も数日で慣れる方がほとんどです。ワイヤー矯正も、最初のうちは少し違和感がありますが、徐々に慣れて生活に支障はありません。

Q9. 結婚式や写真撮影の時に矯正器具が目立たないようにできますか?
A. マウスピース矯正なら撮影のときだけ外すことも可能です。ワイヤーの場合でも、一時的に装置を外すなどの調整ができる場合がありますのでご相談ください。

 

 🤝 信頼性・安心感に関する悩み

Q10. 他の病院とどう違うのですか?
A. 当院はこれまで数千件の矯正治療を行ってきた実績があり、丁寧なカウンセリングと治療計画を大切にしています。無理な勧誘は一切なく、患者様が納得してから治療をスタートしています。

Q11. 本当に治るのか不安です。失敗することはありませんか?
A. 矯正は専門的な知識と経験が必要な治療です。当院では治療開始前にシミュレーションを行い、ゴールを明確にしてから治療を進めています。治療中も細かくチェックしながら進めるのでご安心ください。

Q12. 押し売りされるのが怖いです。
A. 当院では患者様に合わない治療を無理に勧めることはありません。すべての治療はメリット・デメリットをお伝えし、ご本人が納得された場合にのみ進めています。

 

🪥 開始前の不安

Q13. 矯正したいけど、何から始めればいいかわかりません。
A. まずは無料相談にお越しください。現在の歯並びを診断し、治療の流れ・費用の目安・期間をご説明します。それだけで「自分に合っているか」がわかりますよ。

Q14. 自分の歯並びが矯正に向いているのか知りたい。
A. 軽度の歯並びから難症例まで、多くの場合は矯正で改善可能です。気になる部分を拝見させていただければ、適した治療法をご提案できます。

Q15. 周りに相談しづらいのですが、気軽に聞いて大丈夫ですか?
A. もちろん大丈夫です!患者様の半数以上は「誰にも相談できなかった」という方。どんな小さなことでも、安心してご相談ください。

🌸 モチベーション・気持ちに関する悩み

Q16. 矯正して本当に笑顔に自信が持てるようになりますか?
A. 歯並びが整うことで笑顔が自然に出やすくなり、自信につながる方が多いです。患者様からも「もっと早くやればよかった!」という声をたくさんいただいています。

Q17. 大人になってからでも遅くないですか?
A. まったく遅くありません。最近は20代〜40代の方がとても多く、60代で始められる方もいらっしゃいます。年齢に関係なく始められる治療です。

Q18. 治療途中でやめたくなったらどうなるの?

A. 万が一途中で中止した場合も、その時点での状態を確認して適切に調整します。ただし、治療を最後まで続けることで最大の効果が得られます。

 

2025.08.04

日々のこと

光加速矯正装置

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

🦷 加速矯正装置についての当院の見解

❌ 当院では光や振動を用いた「加速矯正装置」は使用しておりません

矯正治療の期間を短くしたいというご要望は多くの患者様からいただきますが、当院では、現在広く市販されている「光や振動によって歯の移動を早める装置(いわゆる加速矯正装置)」は導入しておりません。

これは単なる方針ではなく、科学的な根拠と医療者としての信念に基づいた判断です。


🔬 佐本院長の専門的見解

私は大学院時代、骨芽細胞に対して振動や磁場、成長因子、サイトカインなどを用い、骨形成に与える影響を遺伝子レベルで解析する生化学の研究を行っておりました。

その研究経験を通して確信しているのは、外部からの刺激で細胞の活性(骨形成に関与するタンパク質の発現)を遺伝子レベルで変化させることの難しさを実感し、ましてや細胞ではなく組織レベル、臨床レベルになると途中に様々なファクターが介在し、刺激に対する一定の効果を実証することは大変困難であることは身に染みて感じています。臨床の研究結果には研究者のバイアス(先入観や偏見)もかなり介入しやすいため論文のエビデンスに対しては常に懐疑的に見る姿勢が大切だと思っています。

  • 歯の移動には、圧迫側の骨吸収と牽引側の骨再生という真逆の生理反応が同時に必要です。光や振動のような単純な刺激が、この複雑なメカニズムの両側面を同時に“良い方向に”促進するという考えは、生理学的にも矛盾が多く、科学的な裏付けが不十分です。

  • もしそれらの刺激が本当に歯の移動速度を変えるほどの骨代謝を誘発できるのならば、がんなどのリスクを無視できない副作用も伴うはずです。

  • 光刺激で骨代謝を増減できるのが事実であれば、ノーベル賞級の発見ではないかと個人的には感じます。
  • 血流を促進するという意見もあるが、1日数分の刺激で1mm動かすのに約1か月かかる歯の移動速度に影響が出ること自体信じがたいことです。
  • さらに、加速矯正装置に関する多くの研究は、研究者や施術者のバイアスが入りやすく、客観性に乏しい設計であることも見逃せません。
  • これを推奨している歯科医師は実際に交換期間を3~5日に短縮しても歯が動いた事実に、その効果を確信しているかもしれないが、歯の移動の種類には様々あり、特に傾斜移動は短い期間でアライナーを交換しても期待通りに移動してくれるため効果があると誤解しやすいです。つまり加速矯正装置を使用しなくても短い交換で歯が動いてたということです。実際に加速矯正装置を使用しなくても3~5日交換で治療を進めることは可能ですが、それは口の中の歯がすべて傾斜移動だけで治せる状態で22時間以上の装着を常に厳粛に守れる方だけに限られます。実際のお口の中には回転移動、平行移動など難しい移動も含まれるため、理想な仕上がりを目指すと動きが遅い歯の移動に合わせる必要があるため0.25mmの変化のアライナーを1週間か2週間の交換が妥当であると考えています。

加速矯正装置の効果に否定的、または懐疑的な立場をとる文献・研究者・大学教授には、以下のような例があります。特にAcceleDent微振動装置(VProなど)に対しては、多くの論文が「明確な効果は証明されていない」としています。


📚 AcceleDent微振動装置(VProなど)の効果を否定・懐疑的に評価している主な文献

1. Alikhani M, Raptis M, Zoldan B, et al. (2014)

タイトル: Effect of micro-osteoperforations on the rate of tooth movement
雑誌: American Journal of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics
結論:

微小穿孔(MOP)は一定の効果がある可能性があるが、症例差が大きく、臨床的に有意な短縮が見られないこともある


2. Woodhouse NR, DiBiase AT, Johnson N, et al. (2015)

タイトル: Supplemental vibrational force during orthodontic alignment: A randomized trial
雑誌: Journal of Dental Research
結論:

AcceleDentによるバイブレーションを用いた矯正では、歯の移動速度の増加は確認されなかった。プラセボと有意差なし。


3. Miles P. (2017)

タイトル: Accelerated orthodontics: What’s the evidence?
雑誌: Australian Dental Journal
結論:

多くの加速矯正技術(振動、MOP、レーザーなど)について、現在のエビデンスは弱く、明確な臨床的効果を示すものは少ない


🧑‍🏫 効果に懐疑的な主な研究者・大学教授

◉ Prof. Peter Miles(オーストラリア・クイーンズランド大学)

  • 矯正歯科のエビデンスに関するレビュー論文を複数執筆。

  • 特に「加速矯正装置の商業的宣伝に対し、科学的根拠が弱いことに注意すべき」と発言。

◉ Prof. Lysle Johnston(ミシガン大学・名誉教授)

  • 米国矯正界の重鎮。加速矯正に対して非常に懐疑的。

  • 学会講演などで、「現時点で加速矯正の利点を裏付ける確かな証拠はない」と発言。

  • 📝 まとめ(専門家の意見)

    「患者の期待が高まっているにも関わらず、多くの加速矯正技術は科学的裏付けが不十分。臨床導入には慎重な姿勢が必要である」(Peter Miles, 2017)

     

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    🦷光加速矯正装置(Photobiomodulation Devices)についても、「一部の効果を示唆する報告はあるが、科学的根拠はまだ限定的」というのが現時点での総括的な評価です。以下に詳しく解説します。

     


    💡 光加速装置とは?

    ● 代表的な装置

    名称メーカー使用波長主な目的
    OrthoPulseBiolux Research850 nm(近赤外線)骨代謝促進による歯の移動の加速

    ● 仕組み

    • 低出力レーザー(Low-Level Laser Therapy, LLLT)または近赤外線LEDを用いて、骨代謝や血流を促進し、歯の移動を加速させるとされる。

    • 細胞のミトコンドリアに作用し、ATP生成を増加させるという理論的根拠があります。


    📚 主な研究・文献

    ✅光加速装置に肯定的な論文(少数)

    Pavlin D, et al. (2015)

    Clinical performance of a photobiomodulation device to accelerate orthodontic tooth movement.
    OrthoPulseを使用した患者で歯の移動速度が最大2倍になったと報告。ただし、同社の支援を受けた研究であり、利益相反の可能性が指摘されています。


    ❌光加速装置に否定的・中立的な研究(多数)

    El-Bialy T, et al. (2016)

    Does low-level laser therapy accelerate orthodontic tooth movement? A meta-analysis.
    → 「低レベルレーザーの効果は一貫性に欠け、症例差が大きい。臨床応用にはさらなる研究が必要。」

    Kau CH. (2017)

    The Future of Orthodontics.
    → 光加速装置について、「現時点ではマーケティングの側面が先行しており、臨床効果の証明は不十分」と警告。


    🧑‍🏫光加速装置に懐疑的な専門家・教授

    ◉ Prof. Tarek El-Bialy(アルバータ大学)

    • 光加速に関するメタアナリシスを発表し、「結果はバラバラで明確な加速効果は言えない」とコメント。

    ◉ Prof. Chung H. Kau(University of Alabama)

    • 光治療全般に対して慎重な立場。「エビデンスのないまま臨床導入すべきではない」と複数の学会で発言。


    ⚖️ 結論(現時点の評価)

    評価ポイント内容
    🧪 科学的根拠小規模な肯定的報告あり。ただし、バイアスや症例差が大きい
    💰 コスト装置が高額(OrthoPulseは数十万円クラス)
    📊 臨床的実感多くの歯科医が「効果がある患者とない患者がいる」と回答
    🔍 推奨度“補助的手段”としての使用は検討可だが、第一選択ではない
     

    📚光加速装置に否定的または効果を疑問視する主な文献・発表


    1. Domínguez A, Velásquez SA. (2019)

    タイトル: Photobiomodulation (PBM) and orthodontics: A systematic review
    掲載誌: The Angle Orthodontist
    結論:

    光加速療法の研究結果はばらつきが大きく、研究デザインの質も低いため、臨床的な推奨には至らない
    ✔ 一部では治療期間短縮を示すが、ほとんどの研究で有意差なしまたはごくわずか


    2. Jahanbin A, et al. (2020)

    タイトル: Effectiveness of low-level laser therapy in accelerating orthodontic tooth movement: A systematic review and meta-analysis
    掲載誌: Lasers in Medical Science
    結論:

    メタアナリシスの結果、LLLTの歯の移動促進効果は一貫性がなく、臨床での導入には十分なエビデンスがない


    3. Chandran C, et al. (2022)

    タイトル: Photobiomodulation in orthodontics – Hype or Hope?
    掲載誌: Journal of Orthodontic Science
    結論:

    「PBMはマーケティング主導で注目されているが、科学的な裏付けは極めて脆弱。特に長期的な安定性や骨への影響は未検証。」


    4. Oliveira FA, et al. (2021)

    タイトル: Effect of photobiomodulation therapy on the rate of orthodontic tooth movement: A systematic review
    掲載誌: Dental Press Journal of Orthodontics
    結論:

    エビデンスの質は中〜低程度で、研究間のばらつきが大きく、一貫した臨床的効果を証明するには不十分


    5. American Association of Orthodontists (AAO) Annual Session Presentations

    • 近年のAAO(米国矯正歯科学会)では、複数の演者が**PBM装置(特にOrthoPulse)について「エビデンスは限られている」「臨床効果は症例ごと」**という慎重な見解を発表。

      例:

      • Dr. William Proffit(故人、元ノースカロライナ大学):

        “Accelerated orthodontics through PBM may have a biological basis, but evidence remains largely anecdotal.”


    🔍 学術的な問題点(多くの否定的研究で指摘)

    問題点内容
    ⚠ 小規模・バイアス多くの研究がサンプルサイズ10〜20人程度。装置メーカーの資金提供あり。
    ⚠ 評価指標のばらつき移動量・期間・骨密度など、評価方法が統一されていない。
    ⚠ 長期的効果未検証治療後の**安定性や副作用(骨代謝への影響)**は研究されていない。

    📝 結論(臨床家の立場から)

    「光加速装置は、今のところ一部のケースで補助的に効果が見られるかもしれないが、科学的に確立した治療法ではない。導入には慎重を要する」(Chandran et al., 2022)


 

📚 科学的根拠に基づいた判断を大切に

📄 否定的・中立的な主な論文一覧(英文)

著者 / 年論文タイトル雑誌 / DOI
Woodhouse NR et al., 2015Supplemental vibrational force during orthodontic alignment: A randomized trialJ Dent Res. https://doi.org/10.1177/0022034514560630
Miles P., 2017Accelerated orthodontics: What’s the evidence?Aust Dent J. https://doi.org/10.1111/adj.12486
Domínguez A et al., 2019Photobiomodulation and orthodontics: A systematic reviewAngle Orthod. https://doi.org/10.2319/011719-47.1
Oliveira FA et al., 2021Effect of PBM therapy on the rate of tooth movement: A systematic reviewDent Press J Orthod. https://doi.org/10.1590/2177-6709.26.3.e2119040.en
Jahanbin A et al., 2020Effectiveness of low-level laser therapy in accelerating tooth movement: Meta-analysisLasers Med Sci. https://doi.org/10.1007/s10103-019-02830-4
Chandran C et al., 2022Photobiomodulation in orthodontics – Hype or Hope?J Orthod Sci. https://doi.org/10.4103/jos.jos_168_21

🔎 最後に

当院では、「最新技術」であることよりも、「科学的に正しいこと」を優先します。
加速矯正装置に過度な期待を抱く前に、どうか一度私たちと一緒に、身体に無理のない正確な治療計画を立てていきましょう。

2025.08.04

ずいぶんブログの更新が途絶えてましたが、

私の近況の活動や最近の矯正治療についての情報発信を再開していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

2019.03.25

日々のこと

昭和大学矯正科の槇宏太郎教授、とき矯正歯科の土岐泰弘先生他と共に執筆しましたアライナー専門書籍が出版されました。興味のある方が以下のリンクへどうぞ。

https://www.dental-diamond.co.jp/item/855

 

アライナー専門書「正しく使おう! アライナー型矯正装置」が出版されました。

2018.12.25

日々のこと

12月7、8日にブラジルのリオでインビザライン の講演を行いました。

合計6時間の講演を行いました!

私のカタコトの英語を向こうの通訳がポルトガル語に訳していたので、

本当に伝わったのか心配でしたが、講演後の反応からおそらく大丈夫だろうと前向きにとらえております笑。

フライト時間がドバイ経由で片道24時間以上で滞在時間が1日の非常にタイトなスケジュールで大変でした。

なんでこんなスケジュールで行ったのかと後で後悔しました。

全く観光する時間がなかったので、今度はゆっくり余裕を持ってブラジルに行きたいなと思います。

その時の模様を写真でご紹介します。

講演後はネイマールのマスクを被って記念写真を撮りました!

短い間でしたが現地の先生方の暖かいおもてなしに感謝しております!

インビザライン レクチャー in ブラジル(リオデジャネイロ)

滞在先のホテルから有名なキリスト像を撮りました!

暗くてわかりずらいですね。

翌日の受付の様子。

ブラジルのアライン社のMr.Renato Dell Aqulia Mussaと記念写真。

アライン社の方ですが歯医者さんだそうです。

会場内の様子。私の講演のために大勢集まってくださり感謝です。

ブラジルでは日本と違って矯正専門医しかインビザライン ができないので、参加されてた先生は皆さん矯正専門医です。

 

講演中です。

講演後は皆さんと記念写真。

ネイマールのマスクをかぶってもう一度!

ブラジルは美人な女性矯正医が多いですね。

皆さんと夕食をエンジョイしました。

 

地元の美味しい海鮮料理を食べました。

この後すぐ部屋も戻り空港へ向かいました。

あっという間のブラジルでした悲。

今度はたくさん滞在して絶対楽しみたいです。

また機会があれば行きたいですね。

 

2018.12.04

12月1日に開催された臨床歯科CADCAM学会 第五回学術講演会で講演しました。最近のアライナー矯正事情とインビザライン 治療についてお話ししました。

他の演者の講演などを拝聴して、私自身大変勉強させて頂きました。

このような貴重な機会を頂き、学会関係者の皆様に感謝申し上げます。

臨床歯科CADCAM学会 第五回学術講演会で講演しました。

2018.11.27

日々のこと

11月16,17日にアメリカのラスベガスで開催されたインビザライン オルソサミットで講演しました。2年に1回開催されるイベントで本場アメリカで最大規模のインビザライン の学会になります。アメリカの矯正医が2000人以上集まってるそうです。光栄なことに2014年のサミットから4年ぶりに演者として招待されました。演者として参加してる日本人は私だけでしたが、他にも4人の日本人の先生方が参加されてました。

私の講演も盛り上がり、本当に楽しい思い出の学会となりました。写真でその時の模様をご紹介します。

アリアホテルの近くのでっかい電光掲示板にはインビザライン サミットの案内が!スケールがでかいですね。

会場のアリアホテル。

ホテルの部屋からラスベガスの街を撮りました。

ホテルのカジノではウォーキングデッドのルーレットが!アメリカのカジノに来たなって実感しますね。

翌日の朝に学会会場へ向かいました。

オルソサミットの案内掲示板。

会場のエントランスはレジストレーションのために先生が集まってました。

翌日の朝一番に私の出番があります。

エジプトのビアリー・タレック先生と一緒の会場で行います。サウジアラビアの学会でも演者としてご一緒してましてとてもご縁のある先生ですね。

私の講演の様子。緊張を通り越してました。

2014年の時よりは英語が上達してたと思います笑。

たくさんのアメリカの先生方に聴いて頂けました!朝一の講演でしかも他の会場ではボイド先生の講演もブッキングしてあったので誰も来てくれないかと心配しましたが、会場が一杯に埋まり感動しました。

今回のガラパーティーのテーマがHero’s uniteだったので、講演の最後は爪痕を残すためにスパイダーマンのマスクを被るパフォーマンスを行いました!

2014年の時はアメリカのテレビドラマ「グリーン・ホーネット」のブルース・リーのマスクを被りました。今回は第二弾になります笑。

その時にセルフィーを撮りました。

大盛り上がり!アメリカ人のこういうノリいいところは大好きですね。

縁のあるビアリー・タレック先生と記念撮影。

何度か一緒に講演したことのあるショーンホリデー先生。いつお会いしても紳士な方です。

アライン社の副社長と久しぶりの再会。

 

サム・ダエアー先生。日本でもドバイでも講演でご一緒しました。

友人のサンドラ・タイ先生と。

彼女はいつお会いしてもとても親切な方です!

 

いつものアジアの友人たちと。

ユージンとは長年の親友ですね。

 

最終日の夜はガラーパーティー。

テーマはヒーローズユニット。

会場はアメコミのヒーロの映像が映ったモニターで埋め尽くされ、アメリカ人のスケールの違う楽しみ方に脱帽です。

アメコミのコスプレをした先生方とノリノリで楽しむことができました!

私も調子に乗って講演でも使用したスパイダーマンのマスクでガラに参加。

来月のブラジル講演での先生方と記念写真。

ブラジルチームの集合写真に入るようにお誘いを受けました。

来月頑張らねば。。。。

勉強も発表も遊びも充実した、過去一の楽しいサミットでした。

演者として招待してくださったアラインテクノロー社に感謝いたします!

 

2018.11.27

日々のこと

先日の11月23日に昭和大学歯科病院で第4回日本アライナー医療研究会が開催されました。本大会は昭和大学矯正科の槇宏太郎教授を顧問として私が僭越ながら大会長を拝任させて頂いております。

インビザラインは素晴らしい矯正装置の一つですが 使い方を誤るとリスクがある装置でもありますので、参加された先生方と困難な経験を共有し、予防やリカバリーテクニックの向上に努めていこうという主旨で開催しております。

今年も宣伝をほとんどしていないにも関わらず会場が一杯になるくらい大勢の先生方にご参加頂きました。

タイからポクポン・アモルビット先生、台湾から陳建豪先生、日本からも5人先生に症例を共有して頂きました。

非常にためになる話が多く、参加された皆様の明日からの臨床に非常に役立つ内容だったのではないかと思います。

その時の模様を写真でご紹介します。

 

第4回 日本アライナー医療研究会

昭和大学歯科病院の講堂をお借りして行いました。昭和大学矯正学講座の医局員が設営を頑張ってくれたお陰で問題なく研究会が実行できたことをこの場を借りて感謝申し上げます。

会場は開催の告知もあまりしていない状況で一杯になってました。ありがとうございます。

はじめに大会顧問であります槇教授からのご挨拶がありました。

日本アライナー医療研究会

私も最近の世界のアライナー事情についてご報告させて頂きました。

特別講演 Dr. Pokpong Amornvit

タイのアモルビット先生の発表は歯科会の未来を垣間見る刺激的な内容でした。今後歯科界はデジタル化とどう向き合っていくかがとても大切になりますね。

以下日本の開業医の先生方が様々なケースを共有して頂きました。大変参考になる発表ばかりでとても有意義な研究会となりました。ありがとうございます。

 

スマイルオン矯正歯科 篠原範行 先生

くにたち小児・矯正歯科 前田耕作先生

神保町矯正歯科クリニック 東野良治先生

なかつじ矯正・小児歯科 中逵常吉先生

きらめき矯正歯科 竹内敬輔先生

台湾の台南で開業されている陳建豪先生 

海外の講演された先生方を中心に記念撮影。

本年度も大変有意義な研究会となり、矯正歯科医療に大きく貢献できたと信じております

参加された先生方、関係者の皆様方、今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

2018.11.27

日々のこと

11月25日神戸で開催された神戸臨床小児研究会で講演しました。本研究会は創立47年になる歴史のある会で、当会が創立された当時は小児歯科の治療を対応出来る歯科医師も少なく、多くの先生方が日頃の小児疾患への対応に苦慮されていました。
そのような時代に小児患者のへの対応を普及させることを目的としてKSCPは東京医科歯科大学小児歯科学講座教授の落合靖一先生を顧問としてお迎えし、私の父により創立致しました。

今年もまた関西の先生方のインビザライン 症例のケースディスカッションを行い非常に有意義な会になったと思います。


父が他界してからも父と親しくしていた周りの先生方に支えられ、継続してきた歴史ある勉強会で講演させて頂くことになりとても感慨深く思います。KSCPを長い間支え続け、今年もこのような機会を企画して頂きましたことを御礼申し上げます。


神戸臨床小児歯科研究会 (KSCP)で講演しました。

2018.11.12

日々のこと

10月22日 香港にてインビザライン について講演しました。講演後に香港の矯正専門医と記念撮影をしました。

香港矯正学会のGeorge Wong 会長も聴きに来て頂き感謝申し上げます。

その時の模様を写真で振り返りたいと思います。

インビザライン レクチャー in 香港

午前中はGPのドクターを中心にお話ししました。

台湾のDr.Sabrina Huangが通訳を担当してくれました。素晴らしい通訳で大変助かりました。

参加者の理解度もかなり深まったと思います。

本当にお世話になりましたね!

ランチタイムに矯正専門医を対象にケースディスカッションしました。

レクチャーの模様。

皆さんと様々なケースについてディスカッションできました。私にとっても良い経験でした。

香港のダウンタウンを観光。未来の雰囲気と昔の雰囲気が両方楽しめるので面白いです。

地元の食事を堪能しました。

とても美味しかったです!

年間症例数が世界No.1のDr Chiu Chong のクリニックを訪問。記念すべき1号院を訪問。

このユニット一台で最初の3000人のインビザライン 治療を行ったそうです。凄いですね。

香港の矯正専門医と夕食へ。

さらに交流を深めることができました!

皆さんありがとうございました!

香港大好きなのでまた来たいと思います!

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理事長・東京院 佐本 博

院長紹介

マウスピース型カスタムメイド矯正装置について

■未承認医薬品等の使用

当院で使用していますマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン®)は、日本国薬機法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置であり、日本国歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。

■入手経路

当院が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン®)は、米国アライン・テクノロジー社の製品です。
当院はインビザライン®を用いた治療システムを、米国アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。

■国内の承認医薬品等の有無

マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメーカーは国内外に多数あります。インビザライン®以外に、日本国で承認を得ている矯正装置を用いた治療法が存在します。

■諸外国における安全性に関わる情報

インビザライン®は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けていて、これまでに治療を受けた患者さんは、世界で520万人(2018年1月時点)に上りますが、重大な副作用の報告はありません。

■医薬品副作用被害救済制度について

カスタムメイドの矯正装置であり、既製品ではないため(市場流通性がありません)、薬機法の対象となりません。
薬機法の対象外であるため、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置について
こちらで詳しくご説明しています。

通常費用 660,000円~1,100,000円(税込)
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
※対面初診料無料、精密検査料55,000円(税込)が別途かかります。
※調整料はかかりません。

矯正治療の料金を詳しく見る

治療内容 マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)による矯正治療は、マウスピース型カスタムメイド矯正装置を1日22時間以上(目安)装着して歯を移動させる治療法です。1週間~2週間毎に新しい装置に交換します。
お口の状態によって、使用する装置の枚数、交換期間、治療期間等に違いがあります。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置による
治療の流れを詳しく見る

主なリスク、副作用、注意点等
  • 正しい装着方法で1日22時間以上使用しない場合は治療期間が延長する可能性があります。
  • 治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
  • お口の中の状態によっては、治療計画通りの結果が得られない場合もあります。
  • 治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こる場合があります。
  • 治療途中でワイヤー治療への変更が必要な場合があります。
  • お口の状態によっては、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)に加え、補助矯正器具が必要になる場合があります。
  • 薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)
のリスク・デメリットを詳しく見る

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